1949-04-22 第5回国会 参議院 内閣委員会 第8号
吉田総理は曾てずつと官紀肅正のことを申しておられますが、又先程も官吏の道徳的向上ということを申されました。これについての一つ御構想を承りたい。 尚殊にこの頃の樣子を見ますと地方からいろんな問題に対して続々と陳情に参りまして夥しい数に上つておる、これについては随分首相も恐らく御迷惑をお感じになる程多いと思います。こういうことを考えますると尚思い半ばに過ぎる点がありますが、この点をお伺い申上げます。
吉田総理は曾てずつと官紀肅正のことを申しておられますが、又先程も官吏の道徳的向上ということを申されました。これについての一つ御構想を承りたい。 尚殊にこの頃の樣子を見ますと地方からいろんな問題に対して続々と陳情に参りまして夥しい数に上つておる、これについては随分首相も恐らく御迷惑をお感じになる程多いと思います。こういうことを考えますると尚思い半ばに過ぎる点がありますが、この点をお伺い申上げます。
この間委員會の事務局長に來て貰つて、我々が或る會合で懇談會をやつたのですが、いろいろの報告をするけれども、大體報告し放しで、實行しなければならんというふうな義務はないというので、その局長の話を聞いておると、非常は我々齒痒いように感ずるのでありますが、もう少し官紀肅正ということをやりませんというと、或いは大藏關係も、すべての關係が皆そうでありますが、結局今の財政の問題、國家再建の問題、或いはインフレの
このようなことに關連しまして、もとより官紀肅正の徹底を期するということは言うまでもなく、また同時に機構の擴充強化についても十分の心を傾けなければならぬことは言うまでもございません。
三、歳入豫算の實施に關し、政府は一方において脱税及び滯納の防止竝びに徴收、やみ利得の捕捉等に努め、勤勞大衆竝びに中小商工業者、農村への負擔の偏重に陷らざるよう萬全の措置を講じ、地方において急速に税務官吏の増員及び待遇改善をなすとともに、官紀肅正に伴う機構の擴充強化をはからなければならぬ。 これは一つの草案でございました。
なお最後に税の問題につきましては、現在の税務官吏の低賃金、その他社會的な問題といたしまして、きわめて税務官吏の誘惑される機會が多いということ、すなわち現在の税務官吏の税の執行上、いわゆる役得というような面における部分が、瀰漫されつつあるということ、これらは非常に遺憾な點でありまして、これを單に官紀肅正であるとか、あるいは行政監察等の方法によつて抑える、善導するというだけでは、決して十分なる成果を收め
司法大臣がちようど靜岡刑務所に行つて、行刑大学をつくつて官紀肅正をするなどと言うと、そんなことで一体官紀の肅正ができるもんかとばかりなめられてしまつて、その晩のうちに八王子の少年刑務所の囚人が脱走する。こういうことについて、はたして司法大臣に責任なきかどうか、明解なる御答弁を煩わしたいのであります。
でありまするから、まず第一の豫算の方ではとれないから、これの根本的の解決はできぬではありましようけれども、まずとりあえず手取り早くできる官紀肅正の方向に對して、いかなるメスを揮われるか、その方途いかん。こういうことを司法大臣にお尋ねいたしたいと思うのであります。
○花村委員 最後に静岡刑務所で問題を起しましたその責任者に對して、どういう責任をおとりになりましたか、まだもしとつておらぬといたしますならば、どういう責任をおとりになろうとするのであるか、やはりこの大きな事件と睨み合わせて、その責任者の處分をいかになすかということは、これはおそらくは社會の人の大いに關心をもつておりますると同時に、ただいま申しました官紀肅正、なかんずく行刑事務に携わつております方面の
○松谷委員 先ほどの具体的な問題は、直接係りの方の御出席を待つて續けたいと思いますが、尚各方面に警察部の情實措置によるところの問題が惹起いたしました場合、また現在惹起しつつある場合において、當局は官紀肅正の面において、徹底的にこれを肅正なさる御意思がおありになるかどうかということを、一應伺わさせていただきたいと思います。
官紀肅正の面からそういうことがかりにありましたら、再びあつてはいけないし、將來の面につきましても、同様に官紀肅正の面からも取締ます。
官紀肅正の建前からも、斷固としてそういう場合は處置を加える。しかし、大體の場合におきましては、警察はできる限りの協力をいたしまして、隱退藏物資の摘發に當つてまいつたのでありますが、何しろ情報と稱するものがどこまで本當に正しいものかどうか。